長崎ハウステンボス(HTB)再建への道は
「ハウステンボス」は平成4年開業後、黒字化無しで、平成8年の380万人をピークに来場者は激減、平成15年に会社更生法適用を申請し、投資会社が再建に乗り出しました。しかし業績は回復せず、昨夏に投資会社が経営撤退の方針を固め、再譲渡先を模索。
昨年末、佐世保市長が固定資産税を10年間免除する案を、市議会及び譲渡先候補のエイチ・アイ・エス(HIS)に打診していました。
一旦は譲渡を拒みかけたHISも、「3年で改善しなければ新会社を探して欲しい」旨の撤退案を条件に、ハウステンボス再建を主導。
佐世保市長は、固定資産税にあたる年間9億円を、支援金という形で10年間交付し、事実上の固定資産税免除をHISと合意しました。
◎別記 -私見というかHTBへの想い-)
平成10年まで中国地方に居住していた我が家の事情もあり、開園以降、HTBへは4度訪問しました。最初は新幹線博多経由・特急ハウステンボスと列車往復、それ以降3度は車で高速を乗継ぎ、焼物の街「有田・伊万里」も経由しHTBという、佐賀・長崎満喫ツアー。
園内にある3つのホテル(ヨーロッパ・アムステルダム・デンハーグ)を「制覇したゾ」などと、家人と楽しく過ごさせてもらったリピーターでした。そんな我が家の訪問とともに成長し、中国地方を離れるとともに衰退していったHTBには強い想いがあるのも事実です。
HTBへの道すがら、有田焼卸団地で購入したご飯茶碗は、今も我が家の食卓を彩っています。HTB再建を心から強く願っています。
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