クロアチア国民投票 EU加盟('13年7月)へ
旧ユーゴスラビアから独立、内戦を経て昨年EU加盟を承認されたクロアチアで22日国民投票が実施され、国民の承認を得る形となった
現在27か国体制のEUだが、ギリシャ不安からの火種はイタリア・スペインなどへ飛び火、フランスや優等生のドイツまでも、その発行国債の格付けを下げられる事になった、この1~2年。しかし、クロアチアは独立独歩よりもEU加盟による利益を優先する方針の選択をした
EU加盟国(時期)と地図 @外務省
EUの加盟国とクロアチア(図解) @1/23付・時事通信
ちなみに22日の国民投票は即日開票の結果、加盟賛成66%・反対33%で、賛成票が過半数に達した。投票率は44%(低)。今後、議会によるEU加盟条約の批准を経て、来年'13年7月に晴れて28番目の加盟国となる見通しが立った。これで加盟国からビザなしで観光可能
ただ、観光・造船業等と並ぶ収入源の農業は、EU加盟国との熾烈な競争にさらされるようになる。この点は日本のTPP問題に似ている?
参考] クロアチア政府観光局公式サイト(日本語)
スペイン・イタリア10年物国債利回り推移@昨年11/17付・時事通信
別記 都心でも積雪の朝?)
23日夜、時折雷鳴の轟く都心では夜になって再び?の雪が振り始め
24日朝は都心で3~4cmの積雪予想で交通混乱が心配 気を付けて
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- フランス大統領選で荒れ気味の国際経済(2012.05.10)
- 原発残りの一基が"とまり"ます(2012.05.05)
- へぇ~ 米国ではハマチがブームらしい(2012.03.23)
- ギリシャ 債務不履行回避できるか?(2012.02.11)
- シリア政情不安 憂慮すべき状況(2012.02.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント