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2012年3月24日 (土)

骨髄移植ドナーへの行政配慮が足りない

23日NHK夜がんばる!日本大作戦では、これまで取組んできたワースト脱出作戦のその後を放送(最終回?)、課題も浮き彫りに…

"空き巣被害ワースト-愛知県"ではボランティアの活動を中心に、警察・企業・学生・町会など一丸で取り組んだ様子が伝えられ、2011年ワースト脱出こそ成らなかったものの、前年比千件以上の削減数はベスト1、取組みが広がれば遠からずワースト脱出は達成されそう

"骨髄移植ドナー登録者ワースト-群馬県"ではボランティアの方々の努力によりワースト脱出となったが、同時に課題点も露呈された

骨髄移植ドナー登録のハードルとなっているのが、骨髄提供する際に事前の健康診断・採取・入院(通院も含む)で7~10日を要し、社会人・自営業の方にとっては、休暇を取る事自体や収入の面で、提供をためらうケースが多いそうだ(参考:47NEWS・2011.2.25配信記事)

自治体で唯一、新潟県加茂市が昨年4月からドナー対象に、1日2万円を助成する休業補償制度を開始、7日休業で14万円の助成となる

番組では、加茂市の助成制度が始まった経緯となるご夫妻(お子さんを血液難病で亡くした)が、市側に働きかけて実現した事を報じ、群馬県での取組みにも活かそうと動き始めたが、県単位で行政を動かすには並大抵の努力では難しい現実も淡々と私たちに伝えられた

県担当者曰く"骨髄ドナーだけに助成制度を設けることは公平性の観点から難しい"、市町村単位からコツコツと積み上げるしか無い?

 雑感)
骨髄移植のドナー登録は、活動する側もボランティア、登録者側もボランティア、という側面があり、実際にドナーとなった際の休暇も収入面の保障も無い。自治体単位では年に数人に対する7~10日間の通・入院への資金的援助=助成金は予算百万円程度の少額規模

ドナーの方の職場側の配慮も不可欠だが、自営業者は収入に直結するだけに、要らん視察に割くよりも実のある助成予算は大賛成だ

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