文化・芸術

2012年2月20日 (月)

染の小道2012@落合・中井

今年も2月17(金)~19日(日)の日程で新宿区の落合・中井界隈において"染の小道"が催され、妙正寺川・川面の反物が目に美しいね

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染の小道エリア(map)では店舗の軒先がこの日のために染められた暖簾で飾られ、特別なメニューが用意されたりもして、年毎に賑わう

プチ情報(from公式):昭和30年代頃迄、妙正寺川筋の染工場の職人たちが川のあちこちで染め物の水洗いをする風景が見られ、落合・中井界隈の風物詩に "染の小道"趣旨に賛同する染色業仲間などから寄付を募りかき集めた江戸更紗や小紋染めなどが川面に踊る

その頃の東京は、京都・金沢に並ぶ染めの三大産地、その中心を担ったのが水質に恵まれた神田川・妙正寺川流域で今に継がれる

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2011年8月 2日 (火)

ディープ・ピープル 指揮者編 要録画

NHK月曜22時DEEP PEOPLE、1日は指揮者編。(生で視聴した)放送中に再放送(3日25時10分)の録画予約をしちった… 録画必須!

今までも(過去の放送)、フォークボール(野球)で村田x牛島x佐々木の元投手、バレーボールセッターで眞鍋(男子・現女子監督)x中田x竹下の各世代日本代表セッター、フライトドクターで松本x小林x髙山の救命救急医師、等々 狭く深く人間味を掘り下げていました

小林研一郎(71歳)x広上淳一(53歳)x下野竜也(41歳) 重鎮・脂の乗った・若手 各世代それぞれの実力派3名が膝を交え指揮トーーク

毎回感じる事ですが、情熱大陸ドキュメンタリー番組で、一個人にフォーカスして取り上げることは良くあるとしても、指揮者3名がトークで自分たちの本音を語り合うなんて、今まではとても考えられなかったパッケージングで、正に深~いぃ話ばかりで面白うぃ

のだめカンタービレ(講談社)のアニメ・ドラマ・映画化で、千秋先輩の指揮者としての成長を身近に感じるようになったけど 遠い存在

小林・広上・下野マエストロが、東京オペラシティに集結して指揮棒を振る衣装でトーク、東京フィルハーモニー交響楽団による演奏、ベートーベンの♪第9 を3名それぞれの指揮で演奏を聴き比べる指揮対決、コレはTVの真ん前に鎮座し何度も聴き比べる必要あり

見逃した方も(私も録画で)再放送を録画して、是非とも聴き比べをして、己の聴覚を研ぎ澄ませてみては如何でしょうか?なぁんてね

番組は素人のトークのため、合間合間に関根さん(NHK中村アナ)のコメントが織り込まれ、更に深みと面白みを増していく構図となっています。タイトル曲は勿論、ディープ・ピープルの元(でしょ?)ディープ・パープルハイウェイ・スター、この捻りも嬉しい遊びだょね

Deep Purple - Highway Star[Live]@YouTube(発売前の白黒映像)
Deep Purple - Highway Star@YouTube(オリジナルの音源のみ)

 別記 NHKの実力派若手アナ
昨夜は玄海原発関連のブログ下書きで色々調べていたら辟易とした。今日はディープ人で気持ちを持ち直した。持ち直しついでに

中村アナのリンクをNHK東京勤務一覧で探したので、ついでに最近の若手で実力(アナウンス力)が見られる方を… 鈴木アナ(朝の顔さんまのラブメイト10)・江崎アナ(同左)・小林アナ(海外NWサキどり)・森本アナ(首都圏N845)・上條アナ(首都圏NW)ポスト鈴木 ?

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2011年2月21日 (月)

イベント 染の小道@落合・中井(妙法寺川)

Somenokomichi_118日~20日 染の小道(Official)と称されるイベントが、新宿区落合・中井エリアで開催(Map)されました。19日の朝日新聞 朝刊東京版に記事が掲載され人出が増えたようです。写真は同記事

家人が出向いて写真を撮ってきました(配布パンフの一部も載せておきます)。私は体調不良&午前にマンションの理事会のために静養
 Somenokomichi  Somenokomichi_2  Somenokomichi_3

昭和初期~30年代、東京の神田川・妙正寺川流域には300軒を超える染色関連業が集積し、京都・金沢に並ぶ三大産地とされていました。今でも「落合・中井」界隈には、その技術を受け継ぎ、新しい染色を提案する職人・作家たちが集まっているそうです(染の小道より)

我が家(マンション)から、染の小道のイベント開催の妙法寺川までは5分弱ですが、09年から始まった事情もあって、知りませんでした…

落合・中井を「染めの街」として再び日本や世界へ発信する、そして、地域が大切にしてきた価値や環境を多くの方々に直接体験していただき、地元の活性化につなげることを目的とした、住民主体のイベントだそうです。新宿区サイトにも掲載されていました@区政->広報

妙法寺川に反物が架けられ、商店街には制作者たちが、お店と相談しながら染め上げた50本を超えるのれんが飾られます(リンク参照)

 追記 当エリアで染色の手拭いは…)
記憶は定かでは無いが、テレ朝 タモリ倶楽部 空耳アワー で配られる染物の手拭いは、このエリアの工房で作られたはずなんだけど

 別記 プロ野球[NPB] オープン戦 始まりましたね
巨人はvs楽天(星野監督復帰後実践初試合) 1-1 引分け。日ハムから移籍の左腕37須永(名鑑)のフォームに目が留まりました。期待します。また、西武は紅白戦 15菊池・17大石(名鑑)が先発。大石はまずまず球が走ってた。菊池は制球に難があるも躍動感が出てた

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2009年11月23日 (月)

NHKのETV特集で辻井伸行氏に感動しました

22日夜にNHK教育で放送された、ETV特集「ピアニストの贈り物~辻井伸行・コンクール20日間の記録」を視聴しました。
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでの活動を中心としたドキュメンタリーでしたが、改めて、彼の偉業に感動しました。
もちろん、今年の6月に受賞自体を聞いた時にも「スゴイなぁ」と思いましたが、コンクールについては無知な状態だったのです。

クラシックのコンクールというと、「のだめ~」程度の知識しかなくて、自分が選んだ楽曲と、主催者の挙げたいくつかの課題曲から選択して、予選~ファイナルと演奏を進めていくものだと思い込んでいました。勿論、そのようなコンクールもあるようですが…

放送によれば、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの場合は、冠である「ヴァン・クライバーン」氏が、第1回チャイコフスキー国際コンクールの優勝者で、それを祝して設立されたもので、参加者は、どちらかと言えば現時点の技術よりも、将来の伸びシロを重視し、コンサートでの活躍が期待される演奏者としての力量を求める、現実路線のコンクールのようです。

実際に、コンクールの29名の参加者は、12名のセミファイナル、6名のファイナルで金・銀・クリスタルの上位3名を決める関門があり(本年は優勝2名・準優勝1名・3位の該当者無し)、それぞれの関門を抜けるために、メインとして参加者自身が決めた楽曲でのピアノリサイタルを、相当な数、重ねていく必要があるそうです。
それに加えて、セミファイナルでは弦楽四重奏とのコンサート、ファイナルでは2曲のフルオーケストラとのピアノコンツェルトを、演奏者自身が決めた楽曲で演奏しなくてはならず、20日間に渡るコンクール期間中の演奏曲数としては、非常に多いと感じました。

視覚障害というハンデを抱えた辻井氏にとっては、短期間に数多くの楽曲を演奏する上に、弦楽四重奏・フルオーケストラとのコンサートをこなすには、多くの困難があったことは、放送を見れば自明でありましたが、言葉の壁以上に、他の演奏者・指揮者との調和を乗り越えたことは、見事の一言でした。彼の聴力そのものと、そのセンスに感嘆するばかりです。

3連休の中日で、気候も悪い一日でしたが、その夜に、素晴らしい演奏とドキュメント番組を観る事が出来て、恵まれた日でした。

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