ビックがコジマを呑み込む
家電量販大手のビックカメラ(Bic Camera)が、こちらも大手・コジマの第三者割当増資を全額受入れて発行済み株式過半数を取得する
日付的には6月26日付けの第三者割当増資だが、ビックカメラは141億円を出資して子会社化、コジマの店舗名などは残るが、報道によれば店舗再編のために50店ほどを閉める予定にしているらしい。売上げ規模ではトップのヤマダ電機に次いで業界2位に躍り出る計算
ビックは都心の主要駅に立地する店舗展開、コジマは郊外の主要幹線道路展開のため、相互補完による相乗(シナジー)効果を目論んだ
家電量販業界トップのヤマダ電機は2兆円超とトップ独走、ビック+コジマの売上合計では1兆円を超えてくる。以降はエディオン(9千億)、ケーズデンキH(7千億)、ヨドバシカメラ(7千億)といった順位。新宿駅近辺ではさくらやが清算し、ヤマダの進出で競争が激化しています
家電エコポイントの終了、地上波デジタルへの移行も一段落し、ロンドン五輪特需が見込めない中で、家電量販業界の苦戦は続く模様
参考サイト)
ビックカメラがコジマを約140億円で買収 経営を再建@ロイター
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